2005-09-20から1日間の記事一覧
友人からStarship TroopersのDVDを借りた。上映当時、 「視覚化不可能と言われたあの名作が遂に!」 という映画のキャッチコピーに惹かれ、原作「宇宙の戦士」(早川文庫SF)ロバート・A・ハインラインを読んだ自分としては、ある意味印象に残っている映…
「目覚よダース・ベーダー」のキャッチで宣伝されていたように、この作品は時間軸で前後から制約を受けるという厳しい条件が与えられていた。経過がどうであれ、ほとんどの客は結末を知っているのだ。 そうした事情や、ep.2の出来が悪かったこともあり、全く…
34回星雲賞・ベストSF2002第1位の二冠は伊達ではない。 突如水星の公転軌道に形成され始めたリングにより地球への日照が妨げられ、人類が危機に瀕するつかみから、リング物質の探査で異星文明の存在が次第に判ってくる中盤、物理的ファースト・コン…
菅浩江の初期長編。 発展途上の人類を惑星開発に邪魔な原住民とみなす侵略者たちとの戦いを通して、選ばれた少年が成長する様を描いたもの。 「博物館惑星 永遠の森」など最近の短編集で心理描写の美しさが際立つ菅氏だが、この頃はまだ十分に登場人物の心理…
「日本沈没」を超える傑作ハードSF、がキャッチコピーの長編SF小説。Jコレの版型であのページ数、上下巻組みという分量は圧巻である。 地球をコアから成層圏まで含めた巨大な情報伝達・保存系として捉えるISEIC理論を武器に、マッドな科学者たちが海底火山噴…
ドリコムで書いたレビューを移転してみることにした。こうしてみると、数も質も大したことないな。