六つの月の要塞
宇宙英雄ローダン・シリーズ〈7〉『六つの月の要塞』
六つの月の要塞 (ハヤカワ文庫 SF 81 宇宙英雄ローダン・シリーズ 7)
- 作者: K.H.シェール,クラーク・ダールトン,松谷健二
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 1973/02
- メディア: 文庫
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- 六つの月の要塞
- 銀河の謎
あらすじ
- 六つの月の要塞
トプシダーをヴェガ星域から放逐すべし、ただし無血で! と相変わらず中途半端なヒューマニズムを発揮したローダンによって、複雑極まる作戦が実行される。無事、トプシダー艦隊を追い返したかに見えたが、最後の瞬間にクレストの介入で予期せぬ結果となる。
- 銀河の謎
トプシダーを放逐したローダン一行にとり、ヴェガ星域にとどまる理由はただひとつ。赤い宮殿の地下に眠る時間庫の秘密を解き明かすこと。フェロン人たちに空間転送機を与えた謎の種族こそ、トーラとクレストが探し求めていた不死の秘密を握っているのかもしれないのだ。
アルコンのポジトロン脳とミュータントの超能力を駆使して、謎の種族の残すシュプールを追う長い旅が始まった。
感想
ローダンのヒューマニズムとアルコン人の呵責の無さといえば、ローダン対アトランの図がすぐに頭に浮かぶけど、こんな頃からあったのね。
ついに不死者探索行が始まった。それにしても、複数のミュータント能力を要求するっていうのはあまりに地球人に的が絞られた試練ですね。