ハル・ハル・ハル

ハル、ハル、ハル

ハル、ハル、ハル

 なんていうか、疾走感……ドライブ感っていうの、こういう場合? すごいよね。ぐいぐい引っ張ってく感じ。
 熱に浮かされたような一人語りがさ、狂気を、染み出す狂気を表現してるわけよ。

 で、も、
 物語自体はさ、社会に閉塞感を覚える若者っていうの? 感情移入できないんだよね。キモチワルイ。

 というわけで、どうも肌に合いませんでした。最近作風が変わったような話も聞くので、『アラビアの夜の種族」や他の過去の作品も読んでから評価したいところ。