修理

 前々から懸案だった電池の切れた時計とバンドの切れた時計に手をつけることにした。上野辺りまで行けば何とかなるだとうと思ったが、千駄木で時計屋を見つけられた。
 父から譲られ、今の持ち主より古いSEIKOの時計は、防水機能の問題からSEIKOの工場で直す必要があると言われていたのだが、今度の店主はあっさり交換してしまう。曰く、ダイビングに使うのでもなければそんな必要はないとか。工場に送るといつも一万以上かかる分解掃除を勧められるのが嫌で電池交換を半年も渋っていたのは何だったのだろう。
 一方で、一見普通に見えるメタルバンドは一筋縄にいかないようだ。一般的な規格ではないとか。預かり修理になる。何にせよ、統一規格の重要性を感じる。

 占めて四千円(予想)也。時計なんて百円ショップで買える時代に馬鹿馬鹿しいとも思うが、どちらにも世話になってるから、それくらいはしてやらんと。