2012年まとめ

 2012年は時の車輪通読会に始まり、ペリー・ローダン通読会に終わった一年でした。
 〈時の車輪〉については大半が再読でしたが、以前とは全く違うところで楽しめたりと、自分の読み方の変遷にも気付かされる面白い体験になりました。4部以降はかなり退屈な部分が多かった記憶がありましたが、今読むと女性陣の掛け合いが面白いのなんの。ひたすら笑いながら読んでいるうちに、無事通読しきれました。
 ローダンも170巻までは再読になるので、まだまだ先は長いです。初期は設定が固まっていなかったのか、後の話と矛盾するところも散見されて、それはそれで新しい発見ですね。まあ、そんな細かいことを気にしていたらマルペなんてやってられません。

 2012年のベストは、文句なしに『BEATLESS』(長谷敏司)でした。世界観、問題提起から物語展開まで、いずれも一級。

 それにしても、もうちょい新刊も読んだほうがいいと思います、自分でも。

2012年の読書メーター
読んだ本の数:119冊
読んだページ数:37429ページ
ナイス:92ナイス
感想・レビュー:116件
月間平均冊数:9.9冊
月間平均ページ:3119ページ

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