永遠の都
永遠の都―リフトウォー・サーガ第1部〈7〉 (ハヤカワ文庫FT)
- 作者: レイモンド・E.フィースト,Raymond E. Feist,岩原明子
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2008/03
- メディア: 文庫
- 購入: 1人 クリック: 4回
- この商品を含むブログ (5件) を見る
〈リフトウォー・サーガ〉本編完結。
物質面ではもろに馬鍬砦の戦い、ミナス・ティリスの戦いを再現しつつ、魔法面ではマクロスが慎重に張り巡らしていた数々の伏線が収斂して大団円へ。
ガンダルフ、ベルガラス、マクロスと大作ファンタジーには全てを把握して統制している大魔法使いが良く出てきて、おそらく作品全体がその魔法使いの性格に影響をうけている。その辺の対応もいずれ考えてみたいところ。
そう言う意味でも、「地上最大の魔術師」がもはや地上のことに関心を持たず不干渉を貫くグイン・サーガは特殊な位置付けにある気がするね。