想いは遙かなる茶都へ

 彩雲国物語四巻。
 同期小説というジャンルを思いついた。同世代の気の置けない仲間たちという横の軸と、世代間の縦の軸の交差が紡ぐ物語。


 マリみてでも自分が注目していた人間関係はスール以上に同学年の友人関係だったし、どうも同期意識というものに特別な感情を持ってるんじゃないか、と最近気づいた。先日書いた読書会にしても、当初の目的からすればあらゆる世代を対象にするべきなのだけど、何となく自分に似通った年代で囲い込もうという意識が(自分には)あるし。
 何で同世代の仲間にあこがれるか、という話は幼少期の体験とかが原因なんだろうと何となく思う。