マリア様がみてる 特別でないただの一日

 ひょんなことから、研究室の先輩にマリみてと彩雲国の既刊全巻を貸してもらった。乗鞍に行ってたり、初心者講習会受けてたりでしばらく研究室をあけてて、久々に行ったら論文なんかと一緒になって机の上に積んであるのだ。びびりますよ。

 最後に読んだのはいつだろうと思ってはてなを検索かけても、2年前の京都SFフェスティバルでたまたま一緒に話してた大学生が共通して読んでたのが、森博嗣マリみて、キノだけだった、という話しか出てこなかった。去年の5月からは原則として読んだ本についてのコメント(レビューはおろか、感想文とも言えないものが多いので)をつけるようにしてるので、それ以前。『プレミアム・ブック』が出るころまでは読んでたので、奥付けによればもう三年も前のことですね。そりゃ懐かしいわけだ。

 3年ものブランクがあるのに当時味わった雰囲気がそのまま目の前に現れて、懐かしすぎて泣きそうになりました。泣きそうに? 我ながらビックリですが、さすが雰囲気で読ませるだけのことはありますね。
 祐巳たち以上の山百合会の面々以外は人間関係をさすがにあやふやにしか覚えてなかったけど、ここで再読する余力はないので、このままいきます。