サムライ・レンズマン

サムライ・レンズマン (徳間デュアル文庫)

サムライ・レンズマン (徳間デュアル文庫)

 先日神保町の書泉ブックマートで見かけたので。まさか、新刊書店で手に入れられるとは思わなかった。初版だったから、5年半売れ残り……?

 レンズマンは、小学校で読んだジュヴナイルで一作(鉄を栄養とする(?)種族と接触する話)と、なぜか銀背(金背?)で『最初のレンズマン』を読んだだけだったのだけど、キニスン家などの前提知識がほとんどなくても十分楽しめた。ローダンに求めてるようなスペオペの情熱、壮大さはレンズマンで既にやられていたのだ、とは当然のことかもしれないけど。

 デイルズのような壊れたキャラを描かせたら、やっぱり古橋はうまいね。