パーキー・パットの三つの連休

 せめて週一では更新しようと思っていたが、気を抜くとすぐに十日くらい経ってしまう。高頻度の反応が期待できるSNSは毎日のように更新してるから、さぼってるという感覚が生まれないのが原因だろう。

 3連休はSFファン交流会でライトノベル「超」入門 [ソフトバンク新書]新城カズマの話を聞き、高校の友人と『日本沈没』を観て、他の友人たちと『時をかける少女』を観るというSF三昧で過ごした。大学院入試の勉強をしなければいけない気もするが、旬ものは愉しめる時に愉しまなければ。
 新城カズマ京都SFフェスティバルで受けた堅物という印象とは大きく異なり、気さくで語りの上手な面白い人だった。「基礎教養として嗜んでおります」なぞと、使いこなしてみたいもの。
 『日本沈没』は田所博士と文科大臣が突出して、主演2人の印象が薄かった――というより、貫禄の違い。家族愛をテーマの主軸においているという主張は少数派のようだった。
 『時をかける少女』は文句なしの傑作である。原作を読んでない自分も、原作も先行映像作品も知ってる世代の人も口を揃えて言うのだから間違いなかろう。あんな瑞々しく前向きな高校時代というのも素晴らしい。