日照のない6月に

 気がつくと日記が滞るのは、結局の所習慣となってないからである。

 先週は木曜から日曜まで四日間連続で飲み会があった。そもそも予定がバッティングしなかったのも珍しいが、そのうち誰一人として被っている人がいなかったのも驚きである。こういった機会に会うたびに、大学に入ってからの人間関係の広がりに気がつかされる。
 その代わりに、財布と肝臓は大変だったが。

 Jリーグができたのは小学校の頃だ。当時は確か水曜日の試合だけは必ず見るというサッカー少年だったのだが、結局ブームに踊らされただけだったのか、その後はだんだんと疎遠になっていった。大学に入り上京してからは、テレビがない生活を続けており、自然ワールドカップなど世俗的なものへの興味は薄れていたのだが、本日は友人に半ば引きずられるようにして、生協の食堂でオーストラリア戦を観戦することに(生協が主催した企画で、プロジェクターの大画面で大勢がビール片手に観戦したのだ)。
 久々に観る試合はそれなりに面白かったが、周りの雰囲気に今ひとつ乗れない自分に気がつく。仲間と一丸となって何かをやる、というのは好きなんだが、大衆心理に対しては警戒心が保てているよう。良いのか、悪いのか。