数千という実体

 今日は面倒くさいのでmixiからの転載である。

 人が実体として把握できる数って、せいぜい百ぐらいまでじゃないかと思う。お金だったら云万云億って単位で実感できる、という向きもあるかも知れないが、そもそも通貨は金本位制を脱却した時点で概念嬢の存在でしかないわけだし。

 というわけで、数千という単位を実体として捉えることができたという点で今日は有意義だった(とでも思わないとやってられない)。本日は研究室の上級生の手伝いで三千云百粒のイネの種まき。10時から始めて、終わったのは18時くらいである。僕は途中遺伝子組み換え作物セミナーとかに逃げてたからよかったものの、一日通してやってたドクターの方はきつかっただろう。

 やっと、卒論で教授が自分に何をやらせたいのかという方向性が分かっても来たし、上級生ともコミュニケーションがとれてきたし、弱冠放置され気味ではあるが、状況は徐々に好転しつつあるようだ。