特集完成！

　本日１日は月猫通りの〆切だったが、三日前にテストが終わってから必死に編集を続けていたグイン・サーガ特集が何とか間に合った。
総ページ数127p、グイン・サーガをデータ・ベース化するのが中心だった、世間一般の特集の手法に異を唱え、我々がグイン・サーガをどう読んだか、ということを登場人物中心に様々な視点から論じている。また、４話×１００巻＝４００話全てを扱ったあらすじは15pにも及び、世に出ているダイジェストの中で最も長く、最も詳細なあらすじになっていると信じる。「グイン・サーガからみた栗本薫」では、ライフ・ワークであるグイン・サーガの文脈から作家栗本薫の全作品に言及をする圧巻の内容となっている。
　これで大分肩の荷が下りた。この分量を三日で編集するのは死ぬような思いがした。雑誌の編集者は、きっと毎月このような思いをしていることだろう。

豹頭の仮面―グイン・サーガ(1) (ハヤカワ文庫JA)